詩と寓話「カミナリに落ちて」

詩と寓話ZINE
「カミナリに落ちて」

（本文冒頭より）
目をあけると、そこはまっくらな夜だった。
あ、ついつい「まっくら」だと思ってしまったけれど、遠くに小さなカミナリがみえる。ピカピカ、チカチカしていてとてもきれいだ。カミナリが光っているから、ここは「まっくら」じゃないかもしれない。あと、もしかしたら夜じゃないかもしれない。

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寓話のような
詩のような
ひとつの夜のおはなしを
つくりました。

カミナリ、月、蛍光灯、カラス
などが登場しますが、
いわゆるこの世の
カミナリや月なのかは分かりません。

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【parts】
モノクロ印刷 32P
110×210mm
（A5より少し細長い形）

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idea note
https://note.com/niyu6/n/n4dfb3360a61b